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【重要】最初のお断り
ずいぶん生意気なことを書いている記事です。
この記事で言う「やっつけ仕事」とは、仕事への姿勢がいい加減、成果物の質を追求しない仕事、そんなライターさんを指します。
決して、初心者ライターさんやまじめに取り組んでいるけど成果が出ないライターさんを責めているわけではありません。
私は見る方によっては、やっつけ仕事をするライターだと思われるかも知れません……。
ただベストを尽くしているライターさんは、やっつけ仕事をしているとは思わないです。
ライターの仕事〜やっつけ仕事をするかしないか
仕事への姿勢には2種類あります。
- やっつけ仕事の姿勢
- まじめに取り組む姿勢
どんな職業でも同じですが、やっつけ仕事をしてしまう人としない人が出てきてしまうのは致し方ないことだと思います。
とはいえ、webライターというまだ認知度が低い仕事・業界において、やっつけ仕事が散見されることは、まじめなライターにとって迷惑千万でしょう。
webライターの価値が落ちる
やっつけ仕事を目の当たりにしたクライアントはどう思うでしょう?
webライターって、こういう感じなのね。やっつけ仕事でサクサク書くのか。
こんな考えを持たれてしまえば、割を食うのはまじめなライターです。
まじめに仕事するライターが迷惑を被るのは自明でしょう。
webライティング業界の価値を貶める
つまるところ、私を含めたwebライターの仕事への姿勢は、業界の価値を貶めることに繋がると考えています。
もちろん大げさな考え方かも知れませんが、現にあり得ないような低単価で仕事を依頼するクライアントは後を絶たないようですし、クラウドソーシングサービスを提供している企業も低単価案件への単価対策や適性単価を提示しています。
(出典元:ランサーズ、2019年2月度 品質向上委員会からのお知らせ)
ライティングの価格相場を下げるライター
ライターにはいくら払えば良いのか
ライターとしてはいくら請求しても良いのか
頭を悩ます問題です。
ただ相場を決めるのは市場、価格を決めるのはライターとクライアントです。
やっつけ仕事の成果物にクライアントが相場以上の金額を払うはずがありませんから、やっつけ仕事を続けている限りライティング相場が下がることはあっても上がることはないと思います。
こうしてまた、まじめなライターが割を食うのです。
成長を取るか、目の前の金を取るか
私個人の考えですが、目の前の仕事を丁寧にこなすことはライターとしての成長に繋がると考えています。そしてやっつけ仕事は成長に結びつかないとも思います。
淘汰されるやっつけ仕事ライター
私は勉強をしないライターは淘汰されると考えています。目の前の仕事をただ大量にこなすだけでも稼げます。しかしそんな労働集約型の仕事は消耗すれどもスキルの蓄積には繋がりません。
そして結局、webライターは儲からないなど
目の前の金のことしか考えずに、市場を荒らして辞めていくやっつけ仕事ライターが生まれる
と考えています。
初心者ライターさんを責めるつもりはありません
誤解して欲しくないのですが、実績を積むために量をこなすことも大切なことです。
私も量をひたすらこなす、やっつけ仕事ライターといわれても仕方が無い時期があったことは否めません。
しかし、それではダメだと気付きました。
私はまだまだ初心者だと気づき、中級以上のライターになるためには日々是勝負で仕事に向かわねばらないと今は考えています。
永遠の初心者か、成長を続けるライターか
やっつけ仕事は成長に結びつかないと考えれば、そんな仕事ばかり引き受けるライターは永遠の初心者でしょう。そして淘汰されるでしょう。
一方、まじめなライターはコツコツ成長を続けていくと、私は信じています。
まあ、世の中はまじめな奴ほどバカをみることはありますが、それはそれです。
やっつけ仕事でテキトーに仕事をこなして良い理由にはなりません。
人は変えられない、自分を変えていくという決意
以上グチグチ書きましたが、私ひとりでwebライター業界の価値を変えることも、相場を上げることもできません。
しかし成長を続けよう、成長に繋がる仕事をしようというライターさんが少しでも増えれば、そして増え続ければ、業界は良くなると思います。
決して今のwebライター業界が悪いとは思っていませんが、危機は感じます。
このままではwebライター業界が良い方向に進まない、成長しないのではないかと思います。
他人を変えることはできません。しかし私だけは、そして私の周りにいるがんばっている人が報われて欲しいと切に願います。
そして自分にできる範囲で日々の仕事に向かいます!